2018年に読んだ本まとめ

2018年に読んだ本まとめ

August 19, 2019

今年もお盆期間中の更新。

さて、既に8月ですが去年の振り返り。来年こそは。

  1. フィクション
    まさかのゼロ冊。自分でも驚いた。
  2. ノンフィクション
    1. チベット旅行記 (講談社学術文庫) by 河口慧海
      間違いなく2018年のベスト。ひょっとすると人生イチかもしれない。ひとことで言うとスーパー僧侶。勉強熱心なこの方はついに漢訳の仏典まで疑い始め、ならば原典を手に入れてやろうということで、五百羅漢寺の住職の地位を捨ててまで邦人未踏のチベット(当時は鎖国状態)入りを志す。ネイティブと遜色ないレベルでチベット語を操り、道中で怪我人や病人を診てやればその能力を認められ侍従医にリクルートされる。そしてヒマラヤ越えの時に吹雪で視界ゼロとなり絶体絶命!かと思いきや、まさかのその場で座禅。自身に雪が積もる中そのまま一晩過ごしてなぜか生き延びる。そして迷ったときの必殺技、断事観三昧! 漫画にしてもやりすぎな超人エピソードは挙げればきりがない。“この人に比べて自分は何と怠惰な……” などとは決して考えてはいけない。この人は絶対"イカレテル"のだから。
    2. 日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち (新潮新書) by 雨宮紫苑
      「どっちもどっち」感はあまり感じられなかった。柔らかめだが、よくある「日本のここがダメ」系の本。
    3. 図書館を使い倒す!―ネットではできない資料探しの「技」と「コツ」 (新潮新書) by 千野信浩
    4. 東大から刑務所へ (幻冬舎新書) by 堀江貴文, 井川 意高
    5. 若き科学者へ (みすず書房) by ピーター メダワー
    6. カフカはなぜ自殺しなかったのか?: 弱いからこそわかること by 頭木弘樹
    7. Why We Sleep: The New Science of Sleep and Dreams by Matthew Walker
    8. Sapiens: A Brief History of Humankind by Yuval Noah Harari
    9. Factfulness by Hans Rosling, Ola Rosling
    10. 続 日常の物理事典 by 近角聡信
      僕も端くれではあるが物理の専門家であり、身近な現象を物理的に考察することは得意だと思っていた。しかし著者の考察の深さや解説の簡潔さには驚かされるばかりで、すべてのトピックで学びがあった。「当たり前」と思考停止しがちな何でもない日常の道具、現象に驚くほどの物理が隠されていることを教えてくれる。物理の奥深さを改めて思い知らされ、著者に感心すると共に自分の身の程を知り憂鬱にまでさせてくれる本である。
    11. 孤独のチカラ (新潮文庫) by 齋藤孝
    12. 今日から使える微分方程式 (ブルーバックス) by 飽本 一裕
    13. 隠れた脳 by シャンカール ヴェダンタム
    14. 家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫) by 黒川伊保子
    15. ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫) by 伊丹十三
    16. 自分の中に毒を持て (青春文庫) by 岡本太郎
      誰もがこの本のどこかから強烈な刺激を得られるだろうし、それだけで十分読む価値のある本。
    17. 職業としての学問 (岩波文庫) by マックス ウェーバー
    18. ドイツ語とドイツ人気質 (講談社学術文庫) by 小塩節
    19. ベートーヴェンの生涯 (岩波文庫) by ロマン ロラン