Hugo+MathJax: 数式の下付き文字でのトラブルとその解決法

Hugo+MathJax: 数式の下付き文字でのトラブルとその解決法

August 21, 2019

Hugo+MathJax環境で苦労した話。

Markdown記法は大分慣れてきたが、数式を書く時にLaTeX記法と微妙に違うのがどうも慣れない。多くの場合少しの工夫で凌げるが、一度下付き文字 (subscript) でハマったのでその解決法を記録に残す。

# これはうまくいく
$$
A_i
$$

$$ A_i $$


# これもうまくいく
$$
A_{ij}
$$

$$ A_{ij} $$


$$
A_i + B_i
$$

$$ A_i + B_i $$


# これがダメ
$$
A_{ij} = B_{ij}
$$

$$ A_{ij} = B_{ij} $$


# これもダメ
$$
\mathrm{tr}(A) = \sum_i A_{ii}
$$

$$ \mathrm{tr}A = \sum_i A_{ii} $$


# これはok
$$
\boldsymbol{A}\times\boldsymbol{B}=(A_yB_z-A_zB_y)\boldsymbol{e}_x+(A_zB_x-A_xB_z)\boldsymbol{e}_y+(A_xB_y-A_yB_x)\boldsymbol{e}_z
$$

$$ \boldsymbol{A} \times \boldsymbol{B} = (A_yB_z - A_zB_y)\boldsymbol{e}_x + (A_zB_x - A_xB_z)\boldsymbol{e}_y + (A_xB_y - A_yB_x)\boldsymbol{e}_z $$


つまり、アンダースコア_ を二つ以上使う場合に複数文字を下付き文字にしようとする ( _{ij} ) とうまく行かない。

解決法は「ブレースを避けること」。言えば簡単なのだが、これには一捻りが必要。

$$
\mathrm{tr}(A) = \sum_i A_i {}_i
$$

$$ \mathrm{tr}(A) = \sum_i A_i {}_i $$


組み合わせ${}_n C {}_r$を書く場合と同じと考えればよい。